ハウスマーク |
40年代以前のLeeのラベルデザインの一つ。
三角の家の形をしているところからこの名が付いた。 |
パッチ |
主にジーンズの右後方のウエストバンド部に付けられるブランドを表す。
革製が多いが、後年のリーバイスの紙パッチなど素材も多種多様で、
それぞれに理由が存在する。
例えば、ラングラーに使われているビニール製のパッチは、革製のパッチだと
同じ革素材の鞍と癒着してしまうと言う理由から採用され、
Leeのビニール製パッチは、革汁で白生地を汚さないようにという
目的で開発されている。 |
バディ・リー |
1922年にLeeがリリースした販売促進用の人形。
正式にはバディー・リー・ドールといい、1919年のイブニングポスト誌で
一般公募され命名された。この約30cmの人形は、ライダース101や
オーバーオールなど、様々なLeeのウェアのミニチュアを身につけ、
1950年代までLee製品のセールスに貢献した。
現存するものはプレミア価格で取り引きされコレクターズアイテムとなっている。 |
ハトメ |
30年代以前のジッパー最下部に対するあだ名。
エンド部分を布地ごとパンチ穴をあけて留めるさまが
鳩の目に似ていることから付いた名前。 |
バナー |
「Lee」・「Levi 's」・「Wrangler」などがショップで販売促進を目的に
デニム・ファブリックを使用して作った長方形のフラッグのこと。
ブランド名や時代を感じさせるカウボーイのイラストが描かれていることが多く、
ジーンズフリークの間ではコレクターズアイテムとして珍重されている。
リーバイスのバナーの場合、約28インチ幅の「XX」デニム原反でつくられている。 |
ハリヌキリブ |
通常のリブが目を細かく編み込んでいるのに対し、編み込むピッチ(速度)を
変化させて、一定の所で針を抜くことによりワイドリブが完成。
その動作を指して「ハリヌキ」と呼ぶ。1940年代頃のSWEATに多い。 |
ヒッコリーストライプ |
ワークウェアに付着する汚れを目立たなくするために考えられた模様の一種。
大きさに種類があり、極細のものはピンヒッコリーと言う。 |
ヒゲ |
ジーンズを穿きこんだ時にモモの付け根に現れる線上のアタリのことで、
ヒゲの様に見えることから付いた俗称。穿き込む事により、
インディゴ染料の削れた部分と削れない部分のコントラスト(メリハリ)がでてくる。
逆に頻繁に洗濯すると、洗濯による脱色部分と穿くことにより生まれる染料の
削れた部分のコントラストがなくなりヒゲは出にくくなる。 |
ピケ |
縦方向に太めの畝を織り出した厚手の丈夫な織物。
畝の表面は平織りで、その裏側は経糸できつく張られ、
畝を盛り上げていま畝をもっと盛り上げる為に、多くは畝の裏に
緯芯糸を入れます。古着ではリーバイスのピケが有名。 |
ピッグE 「BIG-E」 |
1971年、リーバイスは株式公開に合わせて赤タブのロゴを
全て"LEVI 'S"から"Levi 's"という文字に変更した。
その為、それ以前の大文字で表記された「LEVI 'S」のロゴを持つタブを
「ビッグE」または「キャピタルE」と呼んでいる。 |
ヒッコリーストライプ |
ワークウェアに付着する汚れを目立たなくするために考えられた模様の一種。
大きさに種類があり、極細のものはピンヒッコリーと言う。 |
ブーツカット |
文字通り、ブーツに合わせるために開発されたシルエット。
ブーツは甲の部分が高いのでストレートだと裾がもたつく。
そのもたつきを解消するために裾に若干のフレアー感がある。
登場は1970年代初頭でリーバイスの517、リーの200などがブーツカットの始まり。 |
フライングエース |
犬小屋の上でゴーグルとスカーフを身に着け、空想の世界でドイツ軍の
英雄レッド・バロン(赤い男爵)と大空を舞台に戦いを繰り広げるスヌーピーのこと。
同じ人形を使ったパーツの違う、アストロノーツもある。1960年代製。 |
フラッシャー |
ジーンズのヒップポケットに付けられた商品説明書的意味合いの
紙製ラベルのこと。製品の素材、形状、特徴などが印刷されている。
同じジーンズでも年代によりフラッシャーのデザインも変更しており
コレクターズアイテムとしても珍重されている。 |
ブランケット |
ブランケットは英語で「 毛布 」を意味します。布の両面が毛羽で
おおわれている起毛タイプの織物です。羊毛、綿、化学繊維または
その混紡糸を用い、組織または平織組織にし、両面に起毛、縮絨を施します。
柄も多く、耐久性に富んでいます。 |
フリーダムスリーブ |
肩から腕への縫い付けが、曲線を描くデザインとなっているパターンを
指す呼び名。基本的に縫製は2本針ステッチングによって行う。
腕の動きがより自由になるように工夫された物。
40年代〜50年代のSWEATによく見られる。 |
ブリ・シュランク |
リーバイス社が使用する防縮加工済みデニムの呼び名。
正式には、プリ・シュランク・デニムという。
「505-0217」の様に品番の後ろに付けられる「02」という素材番号で、
未防縮加工と区別される。501に使用される未防縮デニムは、
洗って縮め体になじませるという意味で、シュリンク・トゥ・アィットと呼ばれる。
こちらの素材番号は「01」。 |
フリンジ |
ウエスタン調のSUEDE JACKETやVESTなどの袖やヨークの縁に
飾られた短冊状の飾りいう。 |
ブルーベル社(BLUE BELL) |
1904年創業のワークウェア老舗がブルーベル社。
ベルのトレードマークでおなじみだ。
ラングラーがこのブルーベル社からスタートしたのは1947年のこと。
そしてその後、ラングラーは「フォー・ウエスタン&カウボーイ」をコンセプトに、
リーバイス、リーに並ぶ3大ジーンズブランドとして成長する。
マーベリック、デイビークロケットなどもブルーベル社のブランドである。 |
ヘア・オン・ハイド |
Leeは1926年に世界初のジッパーフロントを採用した、「Lee 101 Z」を発表した。
1936年にはジーンズ専用の工場を設立した。
それに合わせてLeeは初のレザーパッチを採用した。
当初、カウボーイたちになじみやすいように毛の付いた
カウハイドの革にブランド名を焼印した。
このことから、このパッチを「ヘア・オン・ハイド」と呼ぶ。 |
フェルト(Felt) |
フェルトは繊維が互いに絡み合って固まる現象の事であり、
その固まって出来た布状の物の名称。
古着ではスウェットやT-SHIRTSなどのロゴなどに用いられます。 |
ヘチマ衿 |
首から胸元にかけて刻みが無く、ヘチマのように丸みを帯びている
衿型のことをいう。60年代頃のカレッジスウェットによくみられる。 |
別珍 |
別珍は毛羽が布全体をおおっている綿織物です。
密度も多く、布自体に柔軟性があります。
光沢や色調も美しく、保温性も優れています。スカジャンなどに使われています。 |
ヘッドライト(HEAD LIGHT) |
1920年代に誕生したと言われるヘッドライトは1960年代にカーハートによって
吸収された、約40年間しか操業期間がなかった。
その為ヘッドライトは、特に古着マニアの中では人気が高い。
質実剛健のワーク気質が残り、往年のインディゴ・デニムならではの
味わいに定評がある。 |
ヘリンボーン |
第2次世界大戦以前の米軍用衣料。
または、ワークウェアに頻繁に使われていた布地。
杉綾の意で、ニシンの背骨に似ていることからこの名がついた。(杉綾織)
杉の葉のような縞に織った服地。 |
ベルベット(Velvet) |
平織か綾織組織であり毛経で毛羽か輪奈を作った織物で、
普通は糸染めします。豪華な外見の生地です。 |
ベロア(Velour) |
表面にピロードの様な毛羽が一方方向に寝ている、なめらかな編生地で、
パイル編地のパイルをカットしてつくられています。
肌触りは非常にソフトで保温性にも優れ、美しい深みのある光沢を持っています。 |
ペンキステッチ |
リーバイス501の大戦モデルのヒップポケットにペンキで描かれたステッチのこと。
第2次世界大戦の中頃、アメリカ政府は物資の不足のため、不必要な付属品を
やめるように、リーバイス社に対して指示をだし、多くの仕様変更が行われた。
なかでも特徴的だったのがヒップボケットのアーキュエイトステッチが
糸の節約を目的にペンキによるステッチにかわったこと。 |
ボタンフライ |
ボタン留めのフロント部分を指す言葉。ボタンフライ・ジーンズとは
リーバイスをはじめしとたボタン留め仕様のジーンズの総称。 |
ボティーガード |
60年代には消滅したプランド。40〜50年代のスウェットは
抜群のフィット感があり、マニアの中では特に人気のあるブランド。 |
ポリエステル(Polyester) |
1941年イギリスで開発された合成繊維です。
特徴はナイロンとよく似ていますが、ナイロンより暖かい感触をもっています。
強度、収縮を広範囲に変化させることのできる繊維なので
木綿や麻の持つ性質を示すことも、絹や羊毛の性質に似せることもでき、
多種の繊維を作り出すこともできます。 |
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